<レバノン情勢>
トリポリでの内戦が継続している。内戦はアラウィ派民兵とムスタクバル勢力だと思われる。
アラウィ派はとくに北部レバノンに居住し、この戦闘がそのまま全土に拡大することはないかも知れない。
しかし一方で、首都ベイルートでは、アマル(シーア派)勢力とムスタクバル(スンニ派)勢力の一部衝突が伝えられ、ベッカー高原では、ヒズボッラ勢力とムスタクバル勢力の衝突によって
2人が負傷したと伝えられている。
こうした衝突は、なかなか進展しない組閣交渉への苛立ちや権力基盤の奪い合いとも言えるが、一方で組閣交渉は大詰めを向かえている。
国会議員のアントワン・ザフラ氏(マロン派 レバノン軍団所属)は、新内閣は今日明日にでも発表となるだろう、との見通しを
述べた。同氏は「3月14日連合に足並みの乱れはない。われわれ
はいつも一体である」と語った。ここ数日は、政府内体制派の
3月14日連合内での意見の不一致が報道されており、同氏は、同じマロン派キリスト教徒のスレイマン・フランジエ元国会議員を非難していた。
青年スポーツ相への就任では、シリア民族社会党書記長のアリー・カーンス氏の就任に対して反対が出ており、別の同党代表を選出するか、ヒズボッラ勢力から選出するかで、ナビフ・ベリ国会議長がスレイマン大統領との会談後に交渉に乗り出している。






